スポーツビジョンは普通の視力ではなく、スポーツに必要な視る能力=視野のことです。
アスリートにとって、スポーツビジョンはとても重要な競技能力です。速いスピードのボールを打ち返したり、相手のいないところを狙ってスパイクするときなど多くにスポーツ動作にはスポーツビジョンが必要となります。
ここでは、動体視力(横方向)及び、深視力、瞬間視、眼と手の協応動作を測定します。
横方向動体視力測定器


1.DVA(横方向)動体視力測定

目の前を横(左右)方向に速いスピードで移動する目標を見る能力で、これは特にテニスのサーブレシーブや卓球のラリーなど速いスピードで左右に動く小さなボールを目で捕捉する必要がある場合に必要とされます。
測定はスクリーン上を高速で水平方向に移動するマル印の向きが判別できたときにスイッチを押します。どこまで速いスピードに対応できるかで評価します。

2.深視力測定

立体視機能の程度をあらわしたものが深視力です。奥行きの方向の感覚には、対象物までの距離感覚と、対象の前後関係の識別の2つがあり、深視力は後者の感覚を測定します。2本の固定棹の間を1本の移動棹が前後に移動します。3本が横1列に並んだと判断したら、キーを押し、その誤差を測定します。

3.瞬間視

瞬間にたくさんの情報を捉える能力で、これは変化する状況を見逃さないで、次のプレーに生かしていくボールゲームや、一瞬に相手の動きを捉えて反応しなければならない格闘技などに必要とされています。
測定は画面に瞬間的に映し出される8桁の数字のうち判別できたものを解答用紙に記入します。何文字判別できたかで評価します。

4.眼と手の協応動作

目の周辺視野で捉えた目標物に素早く手で正確に反応する能力です。ボールゲームを始め、あらゆるスポーツに必要な能力とされています。
測定は、ランダムに点滅する目標を手で押しています。全部の目標を何秒で押せたかで評価します。