| 1.ハイパワーチェック
10秒間全力ペダリング120秒休憩×3セットを行い、ATP−CP系エネルギー供給能力を調べます。このエネルギー供給速度は最も速いのですが、その供給時間は8〜10秒と短く、ジャンプ、スプリント、スイングなどは主にこのエネルギーを使って行われます。短時間、高強度の運動に使われます。
2.ミドルパワーチェック
43秒間全力ペダリングを行い、乳酸系エネルギー供給能力を調べます。このエネルギー供給速度はATP−CP系についで速いのですが、その供給時間は30〜35秒とあまり長くありません。この供給システムは、解糖によってエネルギーを産生する際、乳酸をつくりだしますが、この乳酸が筋肉中に多く蓄積されると筋肉は疲労し、やがて動かなくなります。
ATP−CP系と乳酸系のエネルギーの両方を使うと、40〜45秒の運動が可能で、200m走・400m走などの運動に使われます。また、大部分のエネルギーとしてこのエネルギーを使う運動では、800m走やボクシング(3分)、レスリング(2分)などがあります。
3.ミドルパワー乳酸チェック
ミドルパワーチェックと併行して、ペダリング開始前、終了5分後、終了30分後の3回にわたり、ラクテートセンサーを使って乳酸測定を行い、乳酸の蓄積状態及びその除去割合をみることで、このエネルギーシステムの筋力の疲労状況とその回復能力がわかり、より詳しい測定結果が得られます。
この測定は必ずミドルパワーチェックとセットで行います。
4.ハイパワー持久力チェック
5秒間全力ペダリング120秒休憩×10セットを行い、ATP−CP系エネルギー供給能力の低下状況をみることで、このエネルギーシステムの持久力を調べます。短時間ではあるが強い力を出すシーンが繰り返される運動は、ラグビー、サッカー、テニス、バレーボールなど多くの球技で行われています。
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