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1試合の運動量の少なさが太る原因のひとつ。ただ、トレーニングで鍛えた体が太って見えるだけとも考えられる。
◆3時間のプレイ中、実際に動いているのは20分〜25分
野球は、一つ一つのプレイが非常に短いよね。ピッチャーがワインドアップしてから投げ終えるまでなんて、数秒しかない。そのボールをバッターがヒットし、守備陣がボールを処理するまでの時間を合わせたとしても、10秒程度。盗塁だって5、6秒といったところだし、一番長いプレーといわれる三塁打でさえ、15秒前後。そんなワンプレイの積み重ねで野球は成り立っているんだ。それ以外は、ただ守備位置に立っているか、ダグアウトで座っているか……。
では、実際どのくらいの時間、運動しているのだろうか?ワンプレイワンプレイを足して、計算してみよう。すると、驚くべきことに1回から9回までの平均3時間の試合の中で、インプレイの状態になっているのは、なんと合計で平均20分から25分くらいしかない! 残りの2時間40分は、プレイをしていない状態ということになる。つまり、運動量はほとんどない。だからサッカーとは異なり、毎日試合を行うこともできる。サッカーのように90分間走り続けていないのと比べて、確かに太っている選手がいるのも、その運動量が関係しているのだろう。
◆お尻が大きいので太って見える?
だからといって、お腹がでっぷり・・という選手はほとんどいないよね。名選手の条件は、短いインプレイのなかでどれだけ瞬発力を発揮できるかにかかっている。つまり、動きの敏捷さや柔軟さが必要なので、太っていると当然、不利になってくるよね。
また、野球選手は太っているように見えてしまう場合もある。野球選手には、お尻の大きい人が多いよね。ようすけ君は、選手たちのそんなお尻や太ももをみて「太い」と感じているのかもしれない。けれど、それは決して太っているのではなく、トレーニングのたまものなんだ。野球は、下半身が安定していないとダメなスポーツでもあるよ。選手たちは下半身を鍛えるために、さまざまな練習を行っている。その結果として、下半身が人より大きくなり、太く感じられるかもしれないね。ジャイアンツの清原選手がいい例だ。
ただ、野球はトレーニングを怠っている選手でも多少は「ごまかし」が効くんだ。25分のなかに、調子のいい日、悪い日だってあるだろうし、バッターだと相手投手によっても結果が違ってくるよね。運良くヒットを打てることもある。サッカーでは、そういう「運」は働かない。90分間走れないと選手生命は終わりだけれど、野球はそうじゃない。サボりの見極めが曖昧なので、中には本当に肥満選手がいるかもしれないね。
では、現在行われているプロ野球のペナントレースで、「サボり選手」を探してみるのも面白いかもしれない。ようすけ君は、一体何人見つけるだろうか?
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