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3月半ばに京都シテイーハーフマラソンに出場しました。これまで週に3日くらいはランニングするようにしてきましたが、年を越してから、何やかやとやらなくてはならないことが多く、つい、時間を忘れて気がつけば外が寒く、暗くなっていることもしばしば。それでは、と職場の最寄りの駅の一つ手前で下車して通勤ウォーキングを実行したり、職場で階段を利用する時は片足ケンケンで昇ったり降りたりとできる限り日常生活の中で心身に刺激を入れてきたつもりですが、やはり、ランニング量が減少していました。
そこで、レースが2週間後に迫った週末の日曜日。久しぶりに予定がなかったので、「今日は、しっかり走る!」と心に決めてランニングに出発しました。気持ちとは裏腹に大幅にペースダウンしてやっとのことで帰宅。その後に「今日は、エネルギーをたくさん使ったからグリコーゲンの補給をしよう」と考えて牡蠣を摂りました。牡蠣にはグリコーゲンが多く含まれているからです。食後は身体がぽかぽかしてきたので、「さすがに牡蠣パワーはすごい!」と感動していたのですが、2日後の仕事中に腹が痛くなり、それから一週間くらい腹の調子が不調であったため医者に行くとどうやら牡蠣にあたったようでした。
「牡蠣」にはグリコーゲンが多く含まれていますが、生食するとあたりやすいことも事実です。本来であれば、トレーニングによって消費したグリコーゲンの補給となったはずなのですが、牡蠣を食べた日は、日常の私のトレーニング状況からすると身体へのダメージが大きく、身体が牡蠣のSRSV(小型球形ウイルス)を除去できなかったようです。肝心な免疫能力が低下していたのでしょう。生まれて初めて食べ物にあたりました。処方された薬をまじめに摂り、少し自重しました。レースは、トレーニングがきていないことは承知ながらも友人と参加し、友人の励ましのお陰で無事に完走しましたが、牡蠣にあたったのは不覚でした、、、。
牡蠣に含まれる「グリコーゲン」のエネルギーは身体にとって「プラス」、一方、食中毒の原因になる「ウイルス」は「マイナス」です。同じものでも摂り方や受け手側の状況によって効果が変わるのです。トレーニングも然りで、ある種のストレス。身体にとってプラスになることがあればマイナスになることもあります。心身が不調の時、トレーニングをしなければ根性なしになるかもしれませんが、無理にトレーニングすればもしかしたら心身に大きなダメージを起こすかもしれないのです。結果がよければ、その過程の全てが良かったと思われがちですが、同じことをしていても結果が悪いこともあります。日々の心身の現状を把握した上でトレーニングの内容を考えることが大切です。
日ごろのストレスの他、運動ストレスには免疫系の他、自律神経系、内分泌系などがはたらいて心身の恒常性を保っています。
4月は、環境が変わって何かと心にも身体にもストレスの多い時期。ストレスは受け手側の心身の耐性によって影響が異なりプラスにもマイナスにもなります。また、耐えられるストレスにも限度があり、限度を超えると心身が疲弊してしまいます。ストレスに強くなることも必要ですが、ストレスをうまく解消する方策を見つけて心身ともに新しいスタートを切りたいものです。
ストレスによる免疫系の活性化につながるリートの想定図

ストレスの情報は知覚や運動器を通じての脳に伝わり、脳から全身の三大調節系(免疫系、自律神経系、内分泌系)に働きかける。ホルモン、サイトカインを介して相互にはたらきながら様々な要求に応じて対処する。(体育の科学より改変)
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