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3月の週末を利用して京都の観光地をめぐりました。と言っても、ジョギングで・・・。自分の脚をつかっての観光地巡りは、もちろん健康のためにもいいし、何より経済的にもいいので一石二鳥!と時々、実行しています。友人には「いくらなんでも信じられない、付き合ってられない」と言われますが…。
そして、汗をかいた後は食事がまた大きな楽しみの一つとなります。日頃の食卓から離れて、お弁当を食したり、行き先で外食したり。時には奮発して高価なものを食してみると思わぬ発見や感動があります。観光地特産の食材やお惣菜を買い込んで、自宅でアレンジするのもいいし、同行した人を招いて一緒に料理をしたり、いつもと違った食材を購入してみたり・・・。とても楽しいです。また、食卓の雰囲気をいつもと変えると新鮮であり刺激になります。
過去に、ジョギング−昼食をセットにして卒業記念イベント「○○を励ます食事会」と称し、所属している大学の陸上部の学生を私の家に招待したことがあります。春の暖かさを感じる鴨川沿いをジョギングし、シャワーを浴びてから昼食。この時は、これから実業団に所属し、本格的なトレーニングをしていく学生への励ましと手軽にできる簡単メニューの紹介を兼ねて、アボガドとカニカマを寿司飯で巻いたカリフォルニアロール、白身魚のムニエル、野菜の牛肉巻き、パイ生地と卵を利用したキッシュ、野菜いっぱいの中華サラダとコンソメスープ、そして、鶏レバーのしょうが煮のメニューにしました。事前にある程度の下ごしらえはしておきましたが、仕上げは学生に手伝ってもらいました。キッチン(と言うほど広くないのですが)で、つくり方を伝授しながらおしゃべり。食卓を囲む前の調理の時からとても楽しい時間でした。「調理を楽しく」は私のモットーでもあります。
この時のメニューは、白身魚と牛肉、キッシュに入っている卵からタンパク質の補給を考えました。タンパク質は、筋肉や骨、その他の体内の各組織や機能を維持するためにスポーツをしている人にとっては老若男女を問わず必要な成分です。また、畑のバターと言われているアボガドやパイ生地(脂肪分)と寿司飯、中華サラダの春雨(炭水化物)はエネルギー源として有効です。この日はジョギング後の食事であったので、ジョギングで消費したエネルギーをしっかり補給することを意識しました。そして、中華サラダ(人参、きゅうり、もやしなど)と牛肉巻き(アスパラ、人参、しめじなど)の材料である野菜ときのこからからだのはたらきを助けるビタミンとミネラルを補給。鶏レバーのしょうが煮は、貧血予防に効果的なメニューとして作りました。
また、これらの栄養効果に加えて、食卓の雰囲気にも気を配りました。テーブルにはテーブルクロス、花瓶にささやかながらも花を添えると、いつもは殺風景な部屋の食卓がとても明るく和やかになりました。日ごろ多くの選手と接し、その食生活を垣間見る中で感じることですが、苦労して食品の成分による栄養効果を考慮しても食欲をそそらないような料理や食卓の雰囲気では意味がありません。雰囲気づくりも栄養効果の大きな要素であると思っています。
それから、素材へのこだわりや料理の見栄え、器との調和も大切であることも実感しています。過日、京料理展示大会に行きましたが、京都の土壌で作られる京野菜などの素材を生かした作品やその調理法は、ため息が出るものばかり。何より、材料に加えられた切り目や細工などの包丁裁きの見事なこと!また、春に桜、夏には水の流れ、秋に紅葉を散りばめ、冬には雪化粧が表現されるなど、今にも季節の香りがしてくるような器や盛りつけもあり、様々な工夫や心遣いに作品を目にして本当に感激した次第です。
賑やかな食事が終わり、満腹、満足。残り物は、明日の食糧に、とすっかりお土産にして持ち帰ってもらいました。この日は、楽しい楽しい一日でした。
目的にあわせて程よく身体を動かし、楽しく食事をする・・・。運動や食事の効果と何よりその楽しさを多くの人に知って頂きたい。そのために今後も自ら身体を動かし、その中でトレーニングや食事面で感じる疑問を探求し、その成果を再び現場に還元していきたい・・・。それができたら私の本望です。
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