「大阪の世界陸上は僕が盛り上げたい」金丸祐三 金丸祐三
金丸祐三
Yuzo kanemaru
2005世界陸上 4×400Mリレー走者
大阪高等学校陸上部
プロフィール 

今夏ヘルシンキで開かれた陸上の世界選手権。4×400mリレーの第1走者として世界のトップアスリートたちにまざって疾走した金丸祐三選手はまだ高校3年生、18歳の誕生日を迎えたばかりだ。為末大選手が保持していた高校記録を更新し、日本選手権400mでも実業団選手らを抑えて頂点に立った。“金丸ダンス”と呼ばれるスタート前のストレッチも話題を集める「スーパー高校生」はどこまで成長を続けるのだろうか。

文=城島充




金丸祐三―日本チームは結果的に失格になりましたが(バトンパスの際、第2走の成迫選手がスタートラインの手前からスタートを切ったと判断された)、初めて経験する海外の大舞台はやはり緊張しましたか。

金丸 緊張というよりは、あの雰囲気を楽しめました。日本の大会と違ってお祭りのようなムードがあるんです。海外のトップ選手と自分が今いる場所のレベルの違いも感じましたが、これから自分を磨きあげていけば、手が届くんじゃないかっていう漠然とした感覚はありますね。もちろん、手応えとまでは言い切れませんが、とにかく、自分を磨いていこう。そうすればいつか…っていう気持ちが強くなりました。

―実際に目の前で見た世界のトップアスリートたちについて、印象が変わった点はありましたか。

金丸 ありましたね。例えば、100mと200mを制したアメリカのジャスティン・ガトリン選手。映像で見ている時は気づかなかったんですが、実際に一つひとつの動作を見ればゆったりとした印象でそれほど速く感じないんです。それであれだけのスピードで走れるのは、なぜだろうって。まあ、僕のフォームも日本の陸上界ではおかしいって言われたりするんですが。(ここで取材に同席した陸上部の岡本博監督が『彼のフォームは理にかなっています。他の選手は誰も真似できないだけなんです』とフォロー)

―初めての海外、食事や生活のリズムも含めて調整に苦労したのでは。

金丸 いえ、思っていたよりスムーズでした。食事もおいしくはなかったんですが、ちゃんと食べられましたし。時差ボケもありましたが、それほど気にならなかったです。




国際グランプリ陸上大阪大会2005
国際グランプリ陸上大阪大会2005
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