「Home」

Jリーグが誕生して以来、すっかり定着した言葉でもっとも代表的なのは「サポーター」だと思います。サッカー用語、スポーツ用語としてだけでなく、新聞などでもかなりの頻度で目にしますし、「○○サポーター」という言葉が数多く生まれたと思います。

その次に定着したのが「ホーム」「ホームゲーム」「ホームタウン」という言葉かなと思います。「アウェイ」という対義語があるからこそかもしれませんが、サポーターは「ホーム」という言葉に特別な思い入れをもっているひとが多くなったと思います。

「ホームだから、勝たなくちゃいけない」「ホームゲームの雰囲気をつくる」などサポーターも、選手も力がはいるものに感じます。「ホームタウン」とクラブの所在地、活動拠点地域を呼ぶことで、自分たちの町、ぼくらの場合でしたらもちろん大阪市に対しての思いが強くなってきたと思います。僕自身で言えば、「ホームタウン」大阪市を、セレッソのためにも以前より好きになり、町並みや景観、歴史なども気にするようになりました。

路上駐車とか、ゴミとかにも注意したり、「澪つくし」って何だろうとか考えたり。

大阪市を他のサポーターが見たときに「ええところやなあ」と思ってもらいたい。

「また来ます」と言ってもらいたいと素直に思います。

それとあとひとつ「ホームスタジアム」って言葉もすごく大切に思うようになりました。

もちろんセレッソにとっては「大阪長居スタジアム」がメーンのスタジアムです。「ホーム」って聞くと何より一番に思い浮かべるのが「大阪長居スタジアム」「長居公園」そして、長居周辺の地域になりました。大阪市全体と同じように町並みや、景観、歴史、そして実際に僕も生活している地域(僕は住吉区在住です)として常にセレッソサポーターとしての自覚とか、責任まで感じるようになりました。ここに住んでいることは僕の自慢や誇りとまで思っています。そしてサポーターの多くもそうだと思います。

先日、福井県までセレッソの応援に行ってきました。世界陸上開催のために長居スタジアム、第2競技場が使用できないため、ホームゲームが福井県で開催されたためです。

いつもなら、自転車や徒歩でいくところを、バスで5時間近く11台のツアーで応援に行ってきました。天候にも恵まれ、福井のスタジアムもセレッソの試合雰囲気を再現していましたし、結果も見事勝利をおさめ、無事に帰宅もできたし、車中でも友達といっしょでしたので、本当に楽しかったのですが、それでも「ホーム」とは思えませんでした。

いつもの優しさ、いつものひとがすべて揃ってこその「ホーム」だと感じました。

いつもの見慣れたサポーター、近所のおばちゃん、そういうひとの笑顔があってこそ。

世界陸上が無事、成功に終わり、そしてセレッソとともにまた長居に戻ってくる日を、心待ちにしています。

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