「天皇杯」

今年はワールドカップイヤーということで、リーグ戦も少々不規則ですが、天皇杯にももちろん影響があります。セレッソは、11月4日、鳥取バードスタジアムで広島と戦うことになりました。リーグ戦では先般、勝利をあげることができましたが、負けたら終わりの天皇杯は、勝利への執着心がその結果に大きく影響すると思います。大きな不安を抱えた試合前日は、仕事で別のスポーツイベントをしていたのですが、セレッソへの不安と苛立ちで、仕事に全く集中できませんでした。

当日、朝早くに出発して、鳥取に向かいました。道中もメンバーがリーグ戦とは変わると噂には聞いていましたので、あの新人選手は出場できるのか?GKは本当に多田選手なのかと。今年はサポーターとして、遠征があまりできていなかったので、鳥取には久しぶりの遠征ということもあり、緊張感も感じました。

さて、今回は天皇杯について、考えていきましょう。天皇杯は日本一のサッカーチームを決める大会といわれていますが、これは、日本中のアマチュア・プロを問わず高校、大学、一般、JFL、J2、J1のチームが、出場し、戦うからです。高校生がプロ相手に互角とも言える試合を繰り広げることもありました。個人的には知人が地域リーグから勝ちあがってJ2のチームと試合をしたこともありました。そんなときは、本当にドキドキします。そして翌年の元旦に国立競技場で迎える決勝戦。サッカー好きなひとは

天皇杯決勝を見ないと、1年が始まらないのではなく、終わらないというひともたくさんおられます。僕も、過去3度ほど、セレッソとともに元旦を迎えましたが、あの国立は独特の雰囲気があり、何度でも味わいたいと思います。趣のある大会として愛される天皇杯ですが、反面、Jリーグが開幕して以降、その日程に疑問を感じることも否めません。

毎年12月になり、J1のチームが出場する4回戦が始まってきたのですが、リーグ戦も終わり、翌シーズンの契約更新の真っ只中ということです。来年はもういない選手が活躍する試合をみているときほど、涙でピッチが見えなくなりそうになります。そういう意味で、試合自体も、ベスト8くらいからようやく各チームに優勝したいという気持ちが試合を通じてみることができるようになります。

天皇杯は、優勝すれば、翌年のアジアチャンピオンズリーグに出場でき、世界に一歩を踏み出せる大会なのですが、入場者数、決勝以外の試合運営などを見ていてもよく言えばアマチュア色にあふれ、日頃の試合とは遠くかけ離れ、天皇杯の意義なんか忘れさせてしまいます。今年はリーグ戦の終盤に4回戦が始まったことで、優勝争いをしているチーム、また、セレッソのようなチームには、そのモチベーションはかなり曖昧なものになったのではないでしょうか?実際、先日の鳥取ではJ1同士の試合だというのに、試合というよりアマチュア興行でした。リーグ戦に集中しなければいけない時期に開催したことが問題なのでしょうが・・。

さて、早くも元旦を国立で迎えることが無くなったセレッソ。残りのリーグ戦が非常に楽しみです!

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