「絶対残留」

みなさんがご承知のとおり、僕たちのセレッソは現在最下位争いの真っ只中です。

J1は、下位2チームが自動的にJ2に降格し、16位のチームがJ2 3位のチームとホーム&アウェイ形式で、入れ替え戦を行うことになっています。15位のチームとの勝ち点差を考えると、残り10試合全勝したとしても、少し厳しい状況にあります。こんなことは決して認めたくはないのですが、相手の成績に左右されるようでは、自力で残留することは厳しいとしか言いようがありません。しかし、残り試合を全勝することで、入れ替え戦に勝利すればいい状況になるとは思います。わずか10試合。これにサポーター、チーム、そして大阪全体で一丸となることで、その状況に持ち込めます。「絶対に勝つ。」「なにがなんでも勝つ」そんなプロとしての基本姿勢をいまこそ選手全員がもう一度思い出し、サポーターに対してそれを見せ付けることが、セレッソのサッカーをみせることが大切です。「選手は移籍できるけど、サポーターは移籍できない」のです。ともに戦うことを僕も約束します。だから、選手もいっしょに戦おう!

Jリーグは原点に帰ることを考え始めました。クラブとは何か? 誰のためにクラブがあるのか? クラブは誰がつくっているのか? そんなことをもう一度明確にしようとしています。今、多くのJクラブは広告収入が、入場料収入を大きく上回り、スポンサーがないとクラブが成り立たないということがあらわになり、それはサッカー以外のプロスポーツと呼ばれるものと変わらない、企業スポーツと同じことを意味します。かつてのフリューゲルスと同じような問題が近い将来起こりえるという警告に他なりません。野球では、近鉄の合併、それによる楽天とライブドアの醜い新規参入争い、知らず知らずにきまったダイエーの売却。そして、サッカーでは鳥栖や、甲府の解散危機にはじまり、ヴィッセルに対する楽天の買収。いくつもそのような事例があるにも関わらず、また同じ轍をふむようなことになってしまいます。そこで、原点回帰です。

クラブはその地域の自慢であり、誇りであり、地元のひとが多く集まり、出入りし、そして支えているもの。集まる人に比例して、スポンサーも決まっていく。地元のひとが多く集まれば自然と資金も注目も集まり、強くなっていくということです。そして、ひとを多く集めるために、いろんなニーズに応える必要があり、いろんなスポーツができるようにしたり、それぞれにトップチームを頂点とした、子供から大人までが参加し、応援し、自分たちのものと思える構造、総合スポーツクラブになるのです。

セレッソもいつかはそうなってほしい。「今日、セレッソだから」の一言でサッカーに打ち込める環境が必要だということ。そんな環境をみんなとつくれれば、いいなと真剣に考えています。

さ、みんなで最後まで戦いましょう!!

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