「2004総括」

12月には一度もセレッソの試合を見ることができないという寂しいシーズンでしたが、また1年、J1の舞台でセレッソを応援できることに少しほっとしています。

でも本当に2004シーズンは開幕前から監督交代という前代未聞の出来事からはじまったことが全てのような気がします。サポーターである僕らが戸惑いを隠せなかったのですから、当事者の選手達は本当に困惑していたと思います。監督というのは、チーム人事においてやはり優先されるべきものでしょうし、采配のみならず、コーチングスタッフや、選手補強、練習法などなど、実にさまざまな影響を与えるものだと思われるからです。

そんなドタバタから始まり、結果がでないまま、また監督が交代するという繰り返しでは本当に大変だったのではと思います。また、クラブの社長交代も少なからずの影響もあったのではと僕は思っています。でも、どんな内情であれ、プロということで結果がでなければ、自分の生活にも悪影響を及ぼすことになるわけですし、また、ファンに対しても嫌な思いをさせることになるのですから、個々の選手達は非常に厳しいプレッシャーがあったと思います。事実、ある選手が僕に言ってくれたのは、「試合前は本当に精神的にきつかった」「ミスが重なると、自分だけでなく他の選手の生活も危うくなる」こんな言葉です。サッカーは団体競技であり、プロチームのJクラブは、選手がお互いうまく機能することで勝利を得ることができ、また、選手も生活できるということです。たとえば、FWの選手が得点できないと、その選手は解雇になることがあります。しかし、得点できない理由として、全てがFWの選手にあるとは限らないということです。同じように失点にしてもGKや、DFの選手だけの責任ではないということです。それなのにある選手だけが解雇されたとしたら、やはりまわりの選手も責任を感じることになるということです。成績が悪いと、余計にそういうことも考えてプレーをすることがあるということです。個々の選手がそこまで考えることはないと僕は思うのですが、いい状態のときならば、そういうことを考えることでさらにチームの結束が強くなるとは思います。

さて、まとめてみますと、悪循環という言葉でしか表現のしようがない1年でしたが、選手、サポーターにもいい経験ができたと思います。

2005年は必ずいいチームになると信じて応援したいと思っています。

前のページに戻る page 1/1 ページの先頭に戻ります