「新潟にて」

「いらっしゃいませ。こんにちは!」今日はあまり反応がないし、いつも以上に声をださないと、入場してきたサポーターにこっちの声が届かない。時々、言葉の意味が通じないように感じたり、「どこから来られたの?」とサポーターから聞かれたり、いつもとは違うスタジアムがそこにはあった。そうそう今日はJオールスターの運営ボランティア活動で、新潟ビッグスワンスタジアムにいるんだ。

今年のオールスターは選手達だけでなく、日頃、各スタジアムで運営ボランティアをしている人達も集まって、交流できればいいなという思いから、開催地である新潟や全国のかねてからの仲間達と、自分達のクラブに呼びかけたり、新潟の仲間はJリーグにも掛け合ったりして継続的なものにできるよう計画しました。

その結果、Jリーグ全28クラブ中半分の14クラブから102名もの各ボランティアメンバーが集まり、はじめての新潟ビッグスワンでのボランティア活動に参加しました。試合後は食事をしながら時間を忘れ、自分達の日頃の活動と比較したり、ボランティア活動をする中での悩みや楽しみを話し合ったりしました。

各クラブのボランティア組織は、クラブによって独自の組織(別組織)だったり、クラブが運営するものだったり、自治体主導のものだったりとまちまちの形態です。しかも日頃の活動に際しての理念のようなものも異なり、参加者もサッカーのルールはよくわからないという方から、サッカーに精通している方、学生から、社会人、主婦、定年後の方まで実にさまざまな方々で構成されています。そんな訳で、今回、新潟の仲間はおそらく相当な労力を持って、まとめることになったと思います。それについては、この場をお借りして、お礼を申し上げます。「ありがとう。お疲れ様!」

さて今回セレッソは、セレッソ大阪サポーティングスタッフとして、クラブ社員1名と僕たちボランティアを合わせて10名で参加しました。慣れないスタジアム、活動内容(指定席チケットチェック)ということで、大変な思いもありましたが、セレッソとの比較もでき、長居スタジアムでの活動に好影響を与えることができると思っています。自発的に参加しているボランティア活動ですが、この数年、運営スタッフとしての役割が更にクラブからも求められるようになり、サポーターとしてクラブや、チームに何かできることはないか、という僕の思いとは正直、ずれてきているところがあります。だけど、今回の交流で他のクラブのみなさんに励まされたことは、非常に僕にとってはうれしいことでした。

新潟までの往復の交通費等の出費は、厳しいものでしたが、お金にはかえられない財産を僕は手にすることができたと思います。

サポーター同士、こんな交流もできるということで、来年はみなさんもご一緒しませんか!

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