「失態」(後編)

前回に続いて、「世界で一番、幸せなスタジアムをつくる」ということで考えたいと思います。サッカーの試合において、また、Jリーグの理念からも、ホームゲーム、ホームタウンというものが存在しています。海外では、国内リーグにおいて、多民族国家、過去の内戦などの歴史的背景などにより、ホームとアウェーではしばしばトラブルが起きたりします。でも、それがサッカーの醍醐味でもあったりします。

しかし、最近のサポーターの隔離についてはこのホーム&アウェーや、海外サッカーとJリーグの違いが弊害になっている、言い換えて、いい意味でいうなら、今後のJの発展に向けて取り組むべきことと思います。

Jリーグでいうホームとアウェーは、主催試合を行うチームをホーム、対するチームをアウェーと呼んでいるだけではないかと思います。大阪をホームタウンにしているセレッソが主催で試合を行うときは、ホームチームはセレッソであり、対戦相手はアウェーになります。最近は少なくなりましたが、大阪以外での主催試合もあるくらいです。従って、海外でいうホーム&アウェーは、日本代表の試合では同じ意味ですが、Jリーグにおいてはスタジアムの演出効果としてのみ、成り立つものだと思います。座席配置や、スタジアム装飾、応援などによって、ホームとアウェーを演出し、あくまで試合のプラスアルファの要素として来場者を楽しませることの手段ではないでしょうか?

選手達が、試合前後に握手を交わしているのに、サポーターがそれをできないってことは、さびしいとは思いませんか?久しぶりの再会、互いの健闘を願うことは悪いことではないと思います。事実、多数のサポーターはそうやっていると思います。2年前のW杯のとき、「海外からのサポーターをあたたかく迎える」ことができたのに、どうして、鹿島サポーターには素敵な長居スタジアムを堪能させてあげなかったのか?

Jリーグの提唱するホーム、ホームタウンの構想を広く認知させ、スタジアムは明るく開放的に、そしてサポーターも、Jリーグと、日本代表の違いや、海外サッカーとの違いを理解し、それぞれのサッカーを楽しむようにしないといけないと思います。

小学生のサッカーも、大人のサッカーも、プロのサッカーも全てがサッカーですし、どれも何らかの形で、楽しむことができると思います。

Jリーグについては、「お国自慢」でいいじゃないですか。それぞれのクラブチームのホームタウンを意識したスタジアムの雰囲気をつくり、スタジアムを自分達の街にたとえて、郷土料理の売店があったり、お土産があったりしてもいいと思います。対戦相手のサポーターを迎え入れることにより、街の収入にもなるわけだし。試合を盛り上げる演出としてのホーム&アウェーをつくりましょう。

もう3年近く前になるのですが、長居で浦和と対戦したときに、開門前に浦和サポーターとフットサルでサポーター対戦をしました。レプリカユニフォームを着て、対戦しましたが、非常に楽しかったです。今年もどの試合になるかわかりませんが、そんな場を私はつくるつもりです。もしよければみなさんもいっしょに楽しみませんか?

近くの商店街などで買ってきた、たこ焼きを食べながら・・・。

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