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11月15日アウェーでの市原戦で、セレッソのエースと呼ばれる大久保選手が、試合中に2枚のイエローカードをもらい、途中退場しました。1年を通じて14枚目のイエローカードだそうです。そして、残りの試合は出場停止処分が確定しました。チームは、J1残留は確定していますが、1stステージの勢いもなく、下位に沈んでいます。天皇杯、そして来シーズンにつなげる戦いをするためにも、大事な残り試合、そして、何より最後まで長居に足を運び、応援するファンのためにも大切な残り試合。ファンの思いはエースには届かないのでしょうか?そこで、今回はエースとは何か考えてみたいと思います。
チームの勝利に絶対に欠かせない存在であり、チームの象徴であり、選手・ファン全てからその存在が認められる存在であることは、言うまでもありません。そして対戦チームの選手にとっては非常にやっかいな存在であることも条件のひとつだと思います。
昔、何かの本で読みましたが、キングカズこと神戸の三浦和良選手は、1試合の中で相手選手と対峙することによって体中にアザや、傷を負うのだけど、それがエースの宿命だし、むしろそれを誇りに思うと話したそうです。そしてケガに負けない、相手の時には汚いファールにも負けない体をつくりあげること、そして精神を鍛えることもエースだと話していたということです。今年のオールスター戦でのカズのゴールをからめて、大久保選手に真のエースになって欲しいと書きましたが、今日まで、どれほど成長したのかが疑問に感じています。TV、ラジオなどでも大久保選手の露出は大きくなっています。しかしそれに対する責任も大きくなってきているのです。
エースの条件でいうと、試合において、逆境の中でも平常心を失わず自分のプレーをし、それによりチームを勝利に導き、選手・ファンからは信頼され、相手選手からも尊敬をうけること。これが条件だと考えます。
もちろん、大久保選手もまだ若手だから、すぐにその条件を満たすことはできないとは思います。しかし、現在のJリーグにおいて、ゴールへ向かう姿勢をはっきりと示す選手は僅かしかいない。そしてその中で最も可能性を感じさせる選手が大久保選手なのです。
自分でも思っていないうちから、エースと周りから呼ばれ、それに応えようと努力している気持ちは練習をみていてもわかるし、試合をみていても伝わるものはあります。なにより、一昨年の暮れに、福祉施設にいっしょに訪問したり、昨年のW杯の際、イベントで子供達といっしょにボールを蹴ったりしていた姿を知っています。だからこそ、早くエースの条件を満たす選手になって欲しい。厳しく言わせてもらうならば、「いつまでも若手ではない」「いつまでも、周りの選手が、なだめてくれない」そして、
「いつまでも嘉人を応援するとは限らない」
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