「大阪ダービー??」

「これがダービー??」
試合後の正直な感想です。10月19日に長居で行われたセカンドステージでのガンバを迎えた試合は、「大阪王決定戦」と告知ポスターにあったので、かなり期待を持ってスタジアムに行ったのですが・・・。

開門前、ガンバサポーターが、長居公園内を二輪車2台で走り回り、セレッソの悪口を叫んでました。この日は、東住吉区民祭りが開催されていたのですが、かなり怖い思いをされた方も居られたようです。「警備は何をしているんだろう」とも思いましたが、ある意味これがダービーなんです。ガンバサポーターの行為は危険で、許されないものですが、ダービーの本質を思いださせてくれたとは思います。

大阪の場合、地域を2分して、2つのJクラブがあります。そしてその地域には歴然とした違いがあります。それぞれを代表するクラブですから、激突必至な訳です。

まして、ヤンマーと松下電器はそれぞれ昔から存在するチームで、日本を代表するチームだったわけですから尚更です。ちなみに、かつてはヤンマーの方が輝いていました。

J元年から存在しているガンバは最初、長居をホームにしようとしていたが、結局、万博にホームを構えたという経緯もあり、セレッソがJ加入してからダービーを意識するようになったと聞いたことがあります。そう良い意味でのライバルとして2つのJクラブは存在してきたはずです。仲間では決してなかった。

でも試合を見る限りは、「ダービーは気にしない」というより「ダービーの意味を知らない」選手が双方にたくさん見られたような気がしました。少しも緊迫感がないんです。もちろん、申し訳ないですが、スタンドの雰囲気もまるで遊園地みたいで、緊迫感はなく、楽しんでいるだけの雰囲気でした。セレッソを嘲笑するようなガンバサポーターの横断幕がいくつかあった程度でした。ダービーに負ければ何をされても仕方無いという欧州サッカーですが、そこまではいかなくても、大阪の頂点を決める試合であるならば、ピッチ上、外も含めて、必死で戦う姿勢をみせて欲しかった。試合後は立つこともできなくなるくらい疲れる選手。自分たちの代表、身代わりとしてプレーしている選手に真剣に応援するスタンド。自己犠牲のもとで成り立つ応援。そんな雰囲気が無いとダービーとは呼べない。声を出すとか出さないのではなく、誰の為に応援するのか、なんのために応援するのかを考えて欲しい。そして選手ももっと僕等の代表としての自覚も欲しい。

試合後のブーイングは当然です。頑張っているなら負けないはず。相手も頑張っています。本当に勝ちたいならそれ以上に頑張らないと。

本当に今回は負けるべくして負けた「大阪王決定戦」だった。

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