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2002年11月23日。32000人の拍手と歓声が長居スタジアムに響きわたりました。「J1復帰」の文字がスタジアムのオーロラビジョンに映し出され、最高の試合をみせてくれた選手たちが、ピッチの周りを1周し、監督、そして森島選手の胴上げが・・。
私は、長居スタジアムで、今年2度目の、うれし涙を流しました。
W杯イヤーの中での、サッカーブーム。これを機にサッカーの魅力をより多くの人達に理解していただこうと、そして大阪の代表であるセレッソをみんなに誇りに思ってもらえるようにと願いつづけた、この1年間の様々な思いが2度目の涙を流させました。
スタンドの私の周りにはセレッソの試合を今日はじめて見る人もたくさんおられましたが、その人達の目にも涙があふれていました。選手たちのひたむきな熱い思いが、伝わったのでしょう。みんなのその姿が私の涙をいつまでもとめることができなくさせました。
正直、復帰できたことについては、「ほっとした」という気持ちが強く、嬉しさより「これから」を思う気持ちがあるのですが、今日スタジアムで多くのサポーターが新たに誕生したことが、最高に嬉しくてたまりません。
チームの思いがスタジアム全体に伝わり、最後はいっしょに涙を流すまでシンクロできたことが今年の最高の財産だと思います。そして来年以降は、さらに多くのサッカーファン、そして、もっと多くの大阪の人達と喜びを分かち合えるような雰囲気が創っていけるようにしていくことが大切だと思います。
週末は、長居公園にいけば、みんなの夢と希望が満ち溢れ、その夢や希望をかなえるためにみんなで支えあう。それがホームタウンだし、それが大阪の街を自分達でより素晴らしい街にすることにもつながると思います。もちろん、スポーツの持つ要素だけではみんなの希望をかなえることはできないし、スポーツはサッカーだけでもありません。
大阪を創りあげている要素の中の一つにスポーツがあって、その中でのサッカーはセレッソが中心になればいいと思います。そこから始めることが大切だと思います。
J1復帰となったことで、また原点を見つめなおすことができると思います。
「なぜ、セレッソ大阪なのか?」「なぜサッカーなのか?」「なぜスポーツなのか?」
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