J1復帰に向けての戦いも残り4試合(11月1日現在)。得失点差の2位という、かろうじて昇格圏内にいるセレッソにとっては、本当に厳しいものと予想されます。
開幕前から、日韓の代表選手を抱えた唯一のチームとして優勝候補の筆頭に挙げられたセレッソ。誰が、今の厳しい状況を予測できたでしょうか?
でもとにかく今は残り試合にすべてを賭けていくしか道を開けるすべはありません。
こんなとき、一般的に言われることとして
「平常心で、自分達のサッカーをすれば大丈夫。自分達の力を信じること。」
まさにその通りだと思います。日々の厳しい練習の積み重ねにより今まで築いてきた、
ものを出しきることが結果につながると思います。
ところが、前回のホームゲーム(対甲府)を観戦して残念に感じられたことがあります。
選手のプレーに自信がなく、動きが固い。そしてそのようにさせているのは、他ならぬサポーターの声援によるものではないかと感じました。本来サポーターは、試合中は12番目の選手としてスタンドから、ピッチに立つている選手に対し、時には鼓舞し、叱咤し、
また俯瞰視点での試合状況を選手に応援という形で伝え、試合を有利に進め、勝利の喜びを選手達といっしょに味わう存在のはずです。
それなのに、試合前から試合中も「WE MUST WIN」の連呼はどうかと思います。
現状、勝たなければいけない。負けは許されるものじゃない。それはピッチにいる選手が最も理解していると信じています。共に戦おうという言葉が連呼されることにより、息苦しいものに感じてきました。なぜか連呼することにだけに意識を奪われ、脅迫観念にとらわれ、試合に集中できなくなってきたのです。苦しい状況の中、練習場はもちろん、試合前のウォーミングアップでもできるだけリラックスし、最高の状態でプレーしようとしている選手。そんな彼等を私達は信じて、共に平常心で戦うことが一番大切ではないでしょうか?平常心でいられない!。それはそうです。でもそのうえで、セレッソの持ち味を引き出しスタジアム全体でサポートしてあげることが今の私達がすべきことではないでしょうか。
ともすれば、自分を見失い、能力の半分しか力を出せない。そんな切迫した状態だからこそ、最も優しいと評判?のセレッソサポーターの本領発揮ではないでしょうか。

喜びも、悲しみも、悔しさも、みんな忘れていないよ。だからこそ今、楽しもう!

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