
________10月29日
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アメリカ同時多発テロ事件の影響で、日本選手の海外派遣が相次いで中止されている中で、体操の世界選手権の出場を日本は辞退するということになりました。
この夏のユニバシアードで波に乗り、初の世界選手権でどこまで自分の力が通用するか試してみたくて仕方なかった冨田選手には、この事態はたいへんつらいことだと思います。無念な気持ちは選手にしかわからないことだと思いますが、今後の冨田選手の活躍を祈っています。
前回の軌跡編に続き、今回は体操への思い編。
■オリンピックを意識したのは高2
体操王国日本と言われても、当時の選手のことはほとんど知らないんです。自分が見たオリンピックというと、バルセロナやアトランタのころからでしょうか。ビデオで見て「自分とは体操のレベルが違う、すごい」と思いました。インターハイで個人総合優勝した高校2年のころからだんだん自分の目標が上がっていったのですが、オリンピックのことはまだ現実の目標として考えられないながらも、
出たいなぁと思ったのはこのころでした。シドニーオリンピックは、部屋のテレビで見ていました。技のレベルは高校の時に見たアトランタのときの技とあまり変わらない感じはしましたし、自分もやっ
てるような技だと思いましたけど、一つ一つの技が切れていて、あらためてすごいなと。特にネモフ選手は3日間の試合のすべてがノーミスという、完璧な演技でしたよね。
■故障・怪我とは無縁。
怪我は少ない方ですね。一番大きい怪我といえば、中2のときにあん馬でくすり指の靭帯を怪我して、手術して全治2か月というのがありました。リハビリをしっかりやったので、ちゃんと元に戻りましたけど。以来、ほとんど故障らしい故障はないです。ジャンパーニーも痛くなったら気をつけるようにしていますから。
■プレッシャーは練習で解消
開き直るしかないんですよ。どうとよう、どうしようと焦っても仕方ないので。今年のNHK杯の最後の鉄棒はかなりプレッシャーがかかりました。東アジア大会のときも東日本インカレのときも失敗していたので。やっぱり試合で成功していないと不安はあります。それを解消するにはしっかり練習するしかないですね。
■体操を教えてくれた先生たち、仲間たち
小学校のとき体操クラブに入って、そこで教えていただいた先生には、「あいさつ」と「技の基本」を徹底的に学ばせていただいたと思います。高校時代の二人の先生には自由にやらせていただいてました。今は加納先生に好きなように練習させていただいてますが、「どういった構成にしたらいいでしょうか」と演技の構成上のアドバイスを受けています。
順大は選手同士でアドバイスしたり、それぞれの得意種目を教えあったりするのが日常なんですよ。よく、部内にライバルがいるからいっしょに練習すると意識するでしょうなんて言われることがあるんですけど、抜かされたらまた自分も上に行けばいいという感じで、お互いにけん制しあったりとか、変に意識しすぎることはないんです。すごくいい関係の中で、練習が出来ていると思います。マッサージも生徒同士でやってるんですよ。
■苦手なのは床
ずっと前から苦手なんですよ。脚力が弱いんでしょうか。いろいろ教えてもらったり、練習はしているんですけど。
■世界の印象
中国の体操は「堅実」、ロシアは「優雅」というイメージがあります。ロシアといえばユニフォーム、かっこいいですよね。
■海外渡航経験
オーストラリアには5回行きました。あとは中国とロシアと…。ニューカレドニアはよかった。あまり飛行機が得意ではないんです。飛行機はちょっと苦痛です。
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