
________02月01日
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◆シドニーオリンピックでは、金メダルを狙います。なんて、このくらい強気なことを言わないと、なかなか注目してくれないかなと思って。でも今回のシドニーに出て、そして次のアテネにも出る事ができたら、金メダルは一つの目標として真剣に狙いたいと思っています。
昨年は五輪出場のため、世界ランクを上げることを目的に国際大会を転戦して、ほとんど日本にいなかったんですよ。超忙しくて、日本にいちいち帰ってくるのが嫌になることもありました。
とは言え、高校生までと違って、昨年からはミキハウスに入社して社会人になったので、卓球はお金をもらってする「仕事」になったわけで、仕事である以上は文句も言えないなぁと。働いている人はみんなたいへんなんですもんね。
99年の初めの頃は、自分はまだ世界ランク120位で、オリンピックの資格を得るところまでランキングをあげるのは、間に合わないかなぁという思いもありました。ところが夏の世界選手権を戦い終えた、帰りのバスの中で、世界卓球協会の会長さんから「小西は、オリンピックに出られるよ」と英語で言われて。いえ、英語だったんで、“オリンピック”と“出られる”というその2つのことくらいしかよくわかんなかったんですけど、とにかくそれを聞いた瞬間は「やったぁ!」って感じで、飛び上がってしまいました。ちょうど男子のスゥェーデン人のコーチがいたので、思わず抱き合って喜んでしまったんですよ。もう最高の気分で、そうですね、今までの人生の中で2番目に嬉しかったかな。1番目に嬉しかったのは、もちろん「卓球と出会えたこと。卓球を好きになれたこと」です。
日本に着いて空港から家に、オリンピックの出場のことを電話で報告したら、「ずっと待ってたんだよー。早くかけろよ」と叱られてしまいました。
昨年末の全日本選手権では、自分の体の大切さを思い知った感じです。やらなきゃという思いが強くて、練習を休むのが怖かった自分は、故障していても、人に止められても隠れて練習してしまうんですよ。その結果、故障が悪化して、全日本は散々な状態になってしまいました。これが世界ランクに直接関係してくる国際大会だったら、もっとたいへんなことになってました。シドニーまではかなり試合数があるんですが、これからはちゃんと休むときには休む勇気を持たなくてはいけないなと、痛感した経験でした。
卓球ってときどき“暗い”とか、“地味”とか言われますが、同じことを何度もまじめに、繰り返し繰り返し練習しなければ上達しないスポーツであることを考えれば、確かに地味でまじめな人でないと続かないように思います。ですから卓球を知らない人が、試合会場に入ってきても、どう観戦していいかわかんないのではないでしょうか。
もし私の試合を見てくれるのであれば、真剣に見てほしいですね。声をかけてくれなくてもいいので、とにかく見ることに専念してほしいんです。ときどきごはん食べながら見てる人とかいると、試合中に全部見えてしまうので何だか気になってしまうんです。ほんとうに丸見えなんですよ、観客席のことは。先生にも「ちゃんと見ててください」って怒ったことがあるくらい。
アテネの2004年のオリンピックで金メダルを取って、引退するのが小さいころからの目標です。引退したらやりたいことがあるので。それまでは好きな卓球を思う存分やります。
まずは7か月半後に迫ったシドニー目指してがんばります。
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ANN'S KEYWORD
■自分の名前
杏という名は、国際大会でも覚えてもらいやすいので気に入ってます。ただ、名字をもじって「コニシキ(小錦)」と呼ばれるのは嫌。小学校3年生のころそう呼ばれて、切れたことがあります。海外でも小錦さんは有名なので、ときどきそう呼ばれたりするけれど、やっぱり嫌ですね。そう呼ばないでください。
■言葉
得意な順に並べるとしたら、中国語>英語>関西弁という感じかな。でも関西弁と英語は同じくらいかもしれません。通訳の仕事に興味があります。
●今後の小西杏さんのスケジュール
2月19日〜26日までマレーシアのクアラルンプールで行われる世界選手権の団体戦に、日本代表として出場します。6か国1グループの予選で、上位3チームに入ると、第2ステージに進むことができます。ぜひご注目ください。
また応援メッセージは今後も受け付けております。小西さんご本人にお渡しいたしますので、ぜひ書き込み をお願いいたします。
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