テレビのニュース番組は、より多くの時間をスポーツに割くようになり、 駅の売店にはスポーツ新聞が山と積まれている。 ひいきのチームの勝敗に一喜一憂し、 注目選手の活躍に胸を躍らせている人は少なくないだろう。 衛星放送の普及も手伝って、メジャーリーグやNBAのゲームを観戦できるまでにもなった。
 もちろん、スポーツは見て楽しむだけのものではない。 近くのグランドで草野球を、フィットネスクラブに出かけてエアロビクスを、 毎朝の日課にジョギングを、と子どもから高齢者まで幅広い層の人たちが 自らスポーツに親しんでいる。

 さらには、単なる観戦者から 一歩踏み込んだスタンスでサポーターというスポーツに関わる人たちもいる。

 つまり、現代はひととスポーツの関わりが多様化し、 ようやくスポーツ文化と呼べるものが定着しはじめた時代だといえるだろう。

そこでこの企画は、現在日本のスポーツ界で活躍する「ひと」を作家玉木正之氏がインタビュー、 そのひとのスポーツとの関わり方や考え方を掘り下げることで、 単なる勝敗や記録だけではないスポーツの本質や魅力を引き出すことを試みている。 その結果、「スポーツとは何か」に対するいくつかの手がかりを示すことで、 読者のみなさんが、スポーツとのより豊かな関係を築くことに役立てば幸いである。


玉木正之(たまき まさゆき):1952年4月6日、京都市生まれ。 東京大学教養学部に入学するが3年後に中退。 大学在学中から新聞で演劇・音楽・映画評、コラム等を執筆。 ミニコミ出版の編集者等を経てフリーの雑誌記者になる。 その後、スポーツライター、音楽評論家、小説家、放送作家として活躍。 スポーツ関連の主な著書に『不思議の国の野球』(東京書籍/文春文庫) 『Jリーグからの風』(集英社文庫)『平尾誠二/八年の闘い』(ネスコ出 版)『スポーツとは何か』(講談社現代新書=1999年8月・最新刊) その他にも音楽関連や小説、エッセイなど多数執筆。 『NHKスペシャル/私をボールパークへ連れてって』(NHK総合1997年8月) 『近畿は美しく』(毎日放送、レギュラー出演中)など、テレビ 界でも幅広く活動している。

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スポーツを遊ぶ・楽しむとは?
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鈴木 大地 →
新しいスポーツライティングの世界
――「人間ドラマ」から「スポーツ」へ……
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増島 みどり →
新しい挑戦
________「競争」(スポーツ)から
          「表現」(アート)への転身……
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奥野 史子 →
スポーツを表現することは可能か?
________スポーツを「やる」から「見る」へ。
            そして「表現する」へ……
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乙武 洋匡 →
スポーツに目覚めるとき
________シッティング・バレーボールとの出逢い……
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益子 直美 →
スポーツと歴史の本が好き
____________バスケットボールから得たものは.....
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萩原 美樹子 →
個性的なスポーツマンとは?
____________真の格闘家は何をめざす?
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太田 章 →
スポーツに国境はない
____________アメリカと日本の狭間で
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ヨーコ・ゼッターランド
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絶え間なき技術革新
____________素晴らしき体操の世界
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朝日生命体操クラブ監督
塚原光男
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素晴らしいアメリカ野球
____________それがスポーツの世界
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アメリカMLB(メジャー・ リーグ・ベースボール)
所属ピッチャー 野茂英雄
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大きな壁は突破できるか
_W杯での敗北(問題点)は、日本のスポーツ界の問題点を示す

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ラグビー全日本代表チーム監督
平尾誠二
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正解のない答えを求めて
__________スポーツの醍醐味は結果よりもプロセス
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コンサドーレ札幌監督
岡田 武史
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