今月のクローズアップ
photo キャロットクラブ
種目:バドミントン
活動場所:都島区・旭区・京阪沿線の体育館
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◆中・高生から60代まで集まるチーム
キャロットクラブチームリーダーの植村和彦さんは、バドミントンクラブの顧問を務める高校理科の教師。クラブ発足のきっかけは、クラブの卒業生たちが、卒業後もバドミントンをしたいという要望を受けてのこと。91年にチームが誕生して以来、今では、メンバーの数が40名を超える大所帯。最初は卒業生メンバーが中心だったが、友達が友達を呼び、一般参加者たちの数の方が上回るようになった。
「いつのまにか、私の全く知らない人たちがチームに気軽にやってきてくれるようになりました。男女比率は半々ですが、職業はバラバラ。年齢も中・高生から、60代までと実に様々ですよ」(植村さん)
現在、チームは「大阪社会人バドミントン連盟」や、「新スポーツ連盟大阪バトミントン協会」などに所属。社会人連盟は、男子21部、女子9部までランクがあるうち、女子チームは今年、3部に見事昇格した。新スポーツ連盟では男子8部、女子6部のランク分けされており、男子チームは、1部・5部、女子チームは2部、4部に登録され、さらなる上をめざしている。

◆「自分が主役」の個人集団
 年齢も職業もバラバラの集団、キャロットクラブ。実際はどんな人たちが集まっているのだろうか?
「バドミントンは、個人競技でしょ?個人競技が好きな人は、団体行動が苦手な一匹狼が多いですね。うちのチームに所属しているけれど、別のチームと兼部していたり、出稽古に出たりと、とにかく自由に出入りしている人ばかりですから」
 ひとつのチームに所属している限り、仲間意識が生まれ、気遣いや責任などが生まれてくるのは自然。だが、キャロットクラブはそんな枠を取っ払い、個人が楽しむための場に徹している。
「なんていうか、ぼんやりした集団ですわ。個人競技だから、個性もそれだけ違っていても許されるのでしょう。団体競技だと歩調をあわせるのが大事だからこうはいかない。でも、うちのチームは、みんな自分のことを考えている。あくまでも自分が主役みたいなところがあるから、自分が楽しくないと、だめなんです。ただ、わがまま集団じゃなく、“チームのために頑張ってくれる人がいるから成り立っている”ということも、きちんとわかってくれているから嬉しいですね」(植村さん)

◆飲み会あり 合宿あり オフ会あり
キャロットクラブでは、現在、メンバー募集中だ。
「初心者でも歓迎します。条件をあげるならば、一人でも恐れず入って来れる性格の人かな?」(植村さん)
強制練習などは一切なし。練習メニューはそれぞれが自由に組み立てていくが、希望すれば基本稽古をつけてくれるそう。
また、練習以外では、花火大会や飲み会なども盛んに行われている。合宿もあり、来年はバドミントンが国技にもなっているインドネシア・マレーシアに合宿を計画中だとか。
さらに、BBSを駆使した「オフ会」も行われている。キャロットクラブ主催のオフ会には、地方からやってくる参加者もいるとか。
「オフ会なんて、ネットが普及した今だからできる出会いですよね。名前も年齢も性別もわからないネットの世界から、実際にバドミントンで交流することができるのですから」(植村さん)
そんな、個人が自由に動き回り、個人を自由に受け入れるキャロットクラブ。
これからも、「それぞれが主役」を中心に掲げて、クラブの歴史を重ねていく。

(文:藤田あかり)


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