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◆よくひっくり返るから沈没隊 初心者のための沈没隊
オオサカ沈没隊。「沈没」とは、なんとも不吉な名前だが・・。
「みんな下手くそで、よくひっくり返るからなんです。つまり、うちは初心者の参加者が多いんです。初心者でも気軽に、沈没隊に来てもらいたいという意味もあるんですわ。もちろん、インストラクターの方のサポートも万全ですのでその点はご安心を。」
チーム代表の山岸英雄さんは名前の由来をこう話す。
一般に、カヌーチームというと「初心者向け」というよりも、中・上級者など、ある程度レベルの高いメンバー同士が集まって、自分たちの川くだりを楽しむことが多い。初めてカヌーを学ぶ場合は、まず有料のカヌー教室に通ってからとなる。
沈没隊は、月1回、初心者向けの講習会を行うなど、ビギナーのための窓口を開いている珍しいチームだ。講習会は、もちろん無料。ボートの貸し出しや装備の貸し出しがあるので、揃える心配もない。また、購入する場合でも、中古品であれば、新品を揃えると数十万円のところを、数万円に抑えることもできるという。
「カヌー人口って野球やサッカーに比べると断然少ない。でも、やってみると、すごく楽しいスポーツです。その楽しさをできるだけ多くの人に広めたいんです」(山岸さん)
結成当初、5名で始めたチームも今では45名の大所帯。「初めてカヌーを体験した」というメンバーがほとんどだ。
◆カヌーは危険ではない! 意外と簡単にできるスポーツ
カヌーといえば、もうひとつ心配なのは、危険ではないかということ。
ひっくり返った場合にボートから抜け出せるのかや、川に投げ出されたらどうするのかなどの、不安がどうしてもつきまとう。
「ライフジャケットもヘルメットもちゃんと装備しますので、心配ないですよ。それに、講習会では、対処法などをまず徹底的に学ぶので、安全面は問題ない」(山岸さん)
また、見た目はバランスの取り方が難しい感じのするカヌーだが、意外と簡単に乗りこなせるという。
「初めての講習会で乗りこなすひともいますし、だいたい2、3回でみんな川くだりを楽しめます」(山岸さん)
◆四万十川などの遠征練習もあり―自然とのふれあいを楽しもう
オオサカ沈没隊は、随時メンバーを募集中だ。特にビギナーの方は大歓迎。
「これからも、どんどん初心者の方に来てもらって、カヌーの面白さを伝えていきたいです」(山岸さん)
活動は4月から10月までの土日・祝。近畿の川での練習が中心だが、時には四万十川や長良川などの遠征練習を行う場合も。興味のある人は、まず、オオサカ沈没隊HPにアクセスしてみよう。また、障害者カヌーのボランティア活動にも参加しているので、ボランティアに関心のある方も歓迎だ。
「カヌーの面白さは、やはり自然と触れ合う爽快感にある。川に悠々と浮かびながら見る景色は、本当にすばらしい」(山岸さん)
季節はいよいよ、カヌーシーズンを迎える。
都会の喧騒から抜け出して、ゆく川の流れに身をまかせる―そんな一日を過ごしてみるのも、いいかもしれない。
(文:藤田あかり)
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